笹団子(笹だんご)は風土が育てたお菓子

笹団子(笹だんご)は風土が育てたお菓子

笹団子(笹だんご)は風土が育てたお菓子

【よもぎと笹がさわやかに香る新潟の風土が育てたお菓子】
よもぎたっぷりの笹団子(笹だんご)の中には、しっとりと炊いた粒あん。
新潟のお土産を代表する笹団子(笹だんご)は、現在は和菓子店などで売られているが、かつてはどの家でも作っていた郷土食だった。
その由来は年貢米にならないくず米をおいしく食べるためとも、笹で包むことで無病息災を祈ったとも言われている。
また、殺菌効果のある笹で巻くことで保存がきくため、忙しい田植えの時期の中間食、小腹を満たすおやつとして重宝してきた。
昔は砂糖が貴重だったため、中に詰めていたのは「きんぴら」「ひじき」「味噌」「ごま」など。よもぎの採れる「端午の節句」のころ、各農家は百個単位もの笹団子(笹だんご)を作って軒先にぶら下げておき、家族総出の一大イベントである田植えをこの笹団子(笹だんご)を食べながら乗り切っていたという。
また、似たような保存食として、「ちまき」がある。
他の地域には灰汁で煮込む「あくちまき」というものもあるが、新潟の粽(ちまき)はもち米を一つひとつ笹で三角に巻いて茹であげ、甘いきな粉をつけて食べる素朴なもの。子どものおやつとしても人気だ。素材の良さ米の味を味わうシンプルなちまきは、米どころ・新潟ならではのお菓子である。
笹団子(笹だんご)や粽(ちまき)は、多くの新潟県民にとって「懐かしいおばあちゃんの味」。
少なくなったものの、今も自分で作る人もたくさんいる。どの人も自分の家の味が一番だと思っているのだ。
新潟県内には笹団子(笹だんご)を作る製造業者は100軒以上あるが、どの商品も柔らかさ、香り、あんこの味など少しずつ違い特徴がある。その違いを楽しみながら、自分好みの笹団子(笹だんご)を見つけてみよう。

餡の入ったヨモギ団子を笹の葉でくるみます。

餡の入ったヨモギ団子を笹の葉でくるみます。

よもぎ横長

【米どころ新潟ならではの身近な和菓子】
ゴールデンウィークやお盆前、秋葉区秋葉区荻川にある当店の売店にはお客様がひっきりなしに訪れて下さいます。お目当ては「笹団子(笹だんご)」。
親戚の集まりに、お客様のおもてなしに、贈答品に・・・森林農園の笹団子(笹だんご)は周辺住民をはじめ、多くのお客様に絶大なる支持を得ています。
 その昔、新潟ではどの家でも手作りされていた笹団子(笹だんご)。その由来は年貢米にならないくず米をおいしく食べるためとも、笹でつつむことで無病息災を祈ったとも言われています。
殺菌効果のある笹で巻くことで保存がきくため、忙しい田植えの時期には中間食、小腹を満たすおやつとして重宝されました。ヨモギの獲れる「端午の節句」のころ、農家は百個単位で作り、軒先にぶら下げておいて好きなときに取って食べたものです。笹団子は、多くの新潟県民にとって「懐かしいおばあちゃんの味」。今では自宅で作る過程は少なくなりましたが、その味の記憶は多くの人にしっかりと刻み込まれ、多くの人から愛され続けています。

できたてをお届けいたします。

できたての笹団子(笹だんご)をお届けいたします。



【農家が美味しいと思う昔ながらの笹団子(笹だんご)】
イグサのひもをほどき笹の葉を開くと、漂う心地よい笹の香り。
中に包まれた団子は緑色というより黒に近く、よもぎがたっぷりです。コシの強い団子生地に、甘さ控えめの小豆餡。
森林農園の笹団子の秘密は「農家が作る昔ながらの味」「おばあちゃんが作ってくれた笹団子(笹だんご)」を再現しているから。お客様からは「絶対にこの笹団子(笹だんご)の味を変えないで」と言われます。
もともと米の専門農家が自分の米を自分の手で消費者の元へ届けたいという思いから、米の販売や餅の製造販売を始めました。その流れで笹団子(笹だんご)も作り始めたところ、抒情に評判になりました。
私達はあくまで農家ですから。うちの笹団子(笹だんご)はお菓子屋さんの笹団子(笹だんご)じゃなくて、農家の笹団子(笹だんご)なんです。あくまでも基準は米農家である私達が食べて美味しいと思う笹団子(笹だんご)をこれからもお届けしていきたいと思います。

【笹団子(笹だんご)の美味しさの秘密は米の美味しさにあり】
森林農園では笹団子(笹だんご)に天日干しヨモギ、北海道産の小豆など良質の原料を使っていますが、特にこだわっているのはお米。笹団子(笹だんご)はもち米とうるち米をブレンドして作りますが、それぞれ「こがねもち」「コシヒカリ」という、最高級の品種を使います。化学肥料や農薬は”特別栽培米”と表示ができるレベルまで減らし、米の粒が十分に熟してから収穫しています。
お米のおいしいさの基準は一等米やニ等米といった見た目だけの評価ではありません。
森林農園は米の味だけを追求して栽培できるし、一番美味しい時期に刈り取ることができるんです。野菜やフルーツを収穫ギリギリまで熟させるのと同じようにこうべを垂らした稲穂のお米は、甘みと旨みがギュッと凝縮されているため、稲刈りは一般的なシーズンより若干遅いです。
お陰様で、お客様には、「森林農園の製品はお米が美味しい」と言っていただいております。
笹団子(笹だんご)は素材の味がストレートに出る和菓子。食べ慣れた味だけに嘘はつけません。
お米の味を知り尽くしたお客様に支えられ、「農家」としてのものづくりを続けています。

笹だんご3つ正方形